コンサルタントとのヒアリングの前に
ヒアリングについて
転職エージェントに登録した後は、アドバイザーやコンサルタントによる面談が行われます。この面談は、転職のミスマッチを防ぐために必ず行います。詳細なヒアリングを行い、その内容をもとに求人を探していきます。希望に合わない求人を紹介された場合、貴重な転職活動の時間を無駄にすることになってしまいますので慎重に行いましょう。面談をする前には、希望条件を明確にし、転職時期についても決めておく必要があります。希望条件が明確でなければ、転職エージェントはどの求人を紹介すればいいか分かりません。具体的に挙げると、「給与」「日勤・夜勤」「勤務時間」「仕事内容」「職場環境」は最低限明確にしておきましょう。また、転職時期も提案内容を左右する重要な項目です。例えば、半年後の転職を希望していたとして、給与などの希望条件がマッチする求人があっても、その求人先が「3ヵ月以内に看護師を雇いたい」と考えていれば、紹介できないからです。
なお、面談時の服装はカジュアルなものでも問題ありません。ただし、あまりにラフな服装や奇抜な服装は避けてください。見た目が悪いと、アドバイザーやコンサルタントによくない印象を与え、積極的にサポートしてもらえなくなる可能性があるためです。失礼のないように、オフィスカジュアルを意識した服装にしてください。
利用時の注意点
注意点としてまず挙げられるのが、「現職の不満をいいすぎない」ことです。転職理由の中には、現職の不満が少なからず含まれているでしょう。しかし、そこで興奮して愚痴をこぼしすぎないようにしてください。不満が多いと、「せっかく転職しても同じような不満を抱えてすぐに退職してしまうのではないか」と思われてしまいます。
また、職場見学が可能かどうかを必ず確認してください。見学することで、求人情報には掲載していない職場の雰囲気を直接確認できます。職場見学の申し込みは、できるだけ早めにしておきましょう。
転職エージェントは多くの情報を提供してくれますが、すべての情報を信用してはいけません。中には、利用者にとって都合の悪い情報が含まれている可能性もあります。情報の内容を鵜呑みにするのではなく、一度自分なりに考えるようにしましょう。
他の転職者の情報を聞くことも忘れないでください。過去に同じ仕事に応募した看護師がいるのであれば、どのように転職したかを聞きましょう。同じ条件で転職した人の情報は非常に参考になります。転職活動は情報収集がカギとなるため、気になる部分があれば積極的に質問してください。
